2022年度 Educational Grants教育助成 申請要項

こちらは「教育助成」の申請要項になります。

 


 

1. 趣旨

 

医学・薬学に関連する団体が実施する、対象疾患治療の普及・課題解決に繋がる「医療関係者の知識向上・スキル習得・行動変革等が期待できる教育活動」への支援を実施することで、医学・薬学の発展に貢献することを目的としています。

本支援は、契約を締結のうえ実施する教育活動への「助成」であり、「年間活動」や「会合開催」に対する「寄附」*ではありません。

 

*「年間活動」、「会合開催」に対する寄附をご要望の場合はこちらのサイトをご確認願います。

 

2. 公募テーマ

 

以下のテーマに基づいた教育活動を対象とします。

公募詳細をクリックし、詳細をご確認ください。

■ 腎性貧血(公募詳細

■ 更年期障害(公募詳細

■ 過活動膀胱(公募詳細

■ 2型糖尿病(公募詳細

■ 関節リウマチ(公募詳細

■ 前立腺癌(公募詳細

■ 尿路上皮癌(公募詳細

■ 急性骨髄性白血病(公募詳細

■ 胃癌(公募詳細

 

3. 対象団体

 

次の要件を満たす団体を対象とします。

① 医学・薬学の発展を目的に事業を行っている団体

② 医療関係者※が役員に就任している団体

  ※医療関係者とは医療機関に所属する医師、薬剤師、看護師等を指します。

③ 日本国内に本部(財務上の経営主体)を有する団体

④ 法人格を有する団体

⑤ 医療用医薬品製造販売業公正競争規約に規定されている「団体性の判断基準」を満たした団体(参考)

 

 

以下の団体はアステラス・スターライトパートナー(患者会支援)患者会助成の対象となりますので、対象外とします。詳細は、弊社ホームページのアステラス・スターライトパートナー(患者会支援)活動をご覧ください。

① 設立初年度の団体

② 患者または患者家族の会、患者会の連合組織

 

4. 対象活動

 

以下の要件を満たし、各公募詳細に沿った内容の、教育活動を対象とします。

尚、申請は1団体につき1件受付けます。

① 医療関係者を対象とした教育活動

② 活動期間が1年以内(本年10月1日-翌年9月30日)の教育活動

 

以下の場合は対象外とします。

① 重複した支援と見なされる場合

(例)アステラス製薬株式会社の他の助成プログラムから支援を受けている。

② 団体の年間活動全体を対象とする場合

③ 研究活動

④ 日本国内で行われない医学教育事業

⑤ 既に公知、公表されている実施済み教育事業や、申請時点で取り組みが進行している教育事業

 

5. 申請期間

 

本年4月1日~6月30日

なお、上記期間を過ぎた申請は受付できません。

 

6. 助成金額

 

1件につき上限500万円

本助成の総額は2500万円とし、助成件数は定めません。

 

7. 申請から決定までのプロセス

 

 

① 申請

当申請要項をご確認後、以下申請サイト(Global Portal Site)よりアカウントコード/パスワードを取得し、必要事項を入力の上、下記必要書類を添付して申請してください。

・教育助成申請サイト(これ以降英語で入力をおこなって頂きます。) 

https://www.cybergrants.com/pls/cybergrants/quiz.display_question?x_gm_id=8972&x_quiz_id=10466

・必要書類(日本語で作成頂けます。)

  ● 教育助成申請書(テンプレート

  ● 教育活動収支予算書(テンプレート

  ● 団体の会則または定款

  ● 団体の直近の事業計画書

  ● 団体の直近の収支予算書

  ● 団体の直近の事業報告書

  ● 団体の直近の収支決算書

 

② 受理

  ● 事務局にて申請内容を確認し、受理を行います。

  ● 申請内容に関し問合せ等を実施させて頂く場合があります。

  ● 確認した結果、受理できない場合は、審査に進むことができません。なお、受理できない場合は、Global Portal Siteに掲載いたします。掲載通知は登録されたメールアドレスに配信いたします。

  ● 受理確認時の観点は以下の通りです。

    - 申請要項の遵守

 

③ 審査

  ● 弊社社内審査委員会にて、最終決定されます。

  ● 審査の結果、助成されないことや、申請金額から減額されることがあります。

  ● 審査の観点は以下の通りです。

    1. 活動の妥当性

      - 目的は公募趣旨に合致しており、公益性、学術的価値があるか

    2. 活動の実現性

      - 事業計画は具体的なもので、かつ実現可能か

    3. 予算の妥当性

      - 予算は事業計画と整合性がとれており、過不足なく適切に設定されているか

    4. 成果評価指標の適切性

      - 成果が具体的に設定されているか

      - 成果を評価する適切な指標が設定されているか

 

④ 結果連絡

  ● 支援の可否および支援金額は、本年9月末を目安にGlobal Portal Siteに掲載いたします。

    掲載通知は登録されたメールアドレスに配信いたします。

  ● 審査結果に対する相談もしくは申し立て、審査経過の開示請求、その他審査に関する情報開示請求はお受けすることができません。

 

⑤ 教育助成契約締結

  ● 助成が決定された後、弊社と申請団体との間で教育助成契約を締結させて頂きます。

  ● 契約が締結されない場合は、助成することができません。

 

⑥ 助成

  ● 契約締結後、申請書に記載されている振込口座に振り込みます。

 

⑦ 進捗/最終報告

  ● 活動終了後3ヵ月以内に活動の成果、活動報告、決算報告を含む最終報告書をGlobal Portal Siteから提出してください。

   (報告書フォームは、本サイト内に掲載予定です。)

 

8. 助成金の使途

 

● 申請された活動、収支予算書に基づき使用していただきます。

● 医療用医薬品製造販売業公正競争規約で定めている「個人費用(交通費、 宿泊費、 懇親会費、 弁当代など本来参加する参加者個人が負担する費用)」に使用しないでください。

● その他、以下の費用には使用しないでください。

 - 団体の管理費(事務所家賃、光熱費等)

 - 団体の財産となる什器、備品代

 

9. 助成金の返還

 

以下の場合は助成金の一部または全部を返還していただきます。

● 活動終了後、余剰金がある場合

● 活動の中止または大幅な活動の変更に伴う未使用金がある場合

● 申請頂いた活動以外に使用した場合

● 上記8.助成金の使途に反する費用に使用された場合

 

10. 注意事項

 

● Educational Grantsは、申請に基づき支援させていただくものであり、弊社から支援を提案することはございません。

● Educational Grantsの対象活動は申請団体自らが立案・実行するものであり、弊社がその活動の立案(内容に関するアドバイスを含む)や実行に際して一切関与することはありません。

● Educational Grantsを受領された場合、弊社の「医療関係者等との連携活動に関するアステラス透明性ポリシー」に基づき、支援先名称、支援金額等を公開します。

● Educational Grantsの受領者は、利益相反に関する情報開示を求められた場合、当支援に関して適切に開示してください。

 

11. 情報の取扱い

 

申請内容に関する情報は、申請内容の検討、調査および連絡・対応に限定して利用するものとし、それ以外の目的で社外に開示、提供はいたしません。

なお、医薬品の安全性情報の収集等、法令上の要請に基づいて利用する場合は、この限りではありません。

 

12. お問合せ

 

Educational Grants「教育助成」に関する質問は、「メール」にてお問合せください。

「メール」a_grants@jp.astellas.com  

 

(参考)

医療用医薬品製造販売業公正競争規約に規定されている「団体性の判断基準」の要件

A) 異なる医療機関等に所属する多数の医療担当者等の組織、あるいは主として医療担当者等以外の組織に医療担当者が関与している場合であって、単に親睦や娯楽を目的とする組織ではなく他の明確な目的を有した組織であること

B) 会則等の組織規定、総会等の意思決定機関を持ち、会長、代表幹事等の代表者の定めがあること

C) 独立会計を行っていること(会費の徴収し、その他の収入、運営費用の支出等に関する財務・会計の規定を持ち、会員個人及び会員の所属する各医療機関等とは別個独立の経理を行い、収入は専ら組織の運営・維持のために用いられること)

D) 明確な事業計画を有し、定例的に事業目的に則った活動が行われること

E) 医療担当者等の所属する医療機関等の通常の医療業務や医療機関等の広告・宣伝、受診勧誘を目的とする組織でないこと

F) 医療機関等が所属する医療担当者等のための研修と同様の内容を行う組織でないこと

G) 参加医療担当者等の医学的知識・医療技術・その他の関連知識等の習得・向上の共同研修を主目的とする組織でないこと