2025年度 申請要項
1. 趣旨
研究機能を有する国内の大学・病院・研究施設の教室等において実施される研究活動(※)を対象とし、医学・医療工学に関連する、医療機器メーカーとしての責任を果たし得る研究の支援を目的とします。
※2025年4月1日(火)~2026年3月31日(火)までの教室等における研究活動全般が対象であり、研究者個人や特定の研究テーマに対する支援ではありません。
2. 支援可能な対象領域
研究内容が次の(1)(2)(3)(4)のいずれかの対象領域である場合に申請できます。 ただし、創薬の研究は除きます。
(1)腎臓病や自己免疫疾患に関する研究
(2)外科および輸血領域における治療等に関する研究
(3)集中治療領域における病態改善・予後または医療従事者の負荷軽減に関する研究
(4)難治性腹水症を伴う癌または肝硬変の病態改善・予後に関する研究
3. 対象施設
次のいずれかの施設に属する教室等を対象とします。
(1) 国(国立大学法人を含む)、地方公共団体(公立大学法人を含む)および学校法人が運営する大学またはその附属病院
附属病院の本院の場合、支援を実施する際は原則、本院の診療科/部門ではなく、大学院医学系研究科/医学科等の教室等へ
実施させていただきますので、そちらからご申請ください。
(2) 法令上研究機能をあわせ有する病院
<例>国立高度専門医療研究センター、国立病院機構傘下の病院の臨床研究センターまたは臨床研究部
(3) 医療機関を開設する法人の研究部門(研究所)のうち、医療機器業公正競争規約で寄附が認められた施設
なお、寄附講座の新規設置と更新に関する支援は行っておりません。
4. 申請期間
2025年4月1日(火)10:00~2025年6月27日(金)17:00
上記期間を過ぎた申請は受付できません。
5. 申請者
教室等を代表する最上位役職の方を申請代表者としてください。(申請入力者は研究者、事務ご担当の方でも可能です。)
6. 申請方法
当申請要項に従い申請フォームに必要事項を入力の上、当サイトから申請してください。
7. 申請から決定までのプロセス
(1) 申請は、本サイトより受付けます。その他の方法(郵送等)での申請は受付できません。
※申請には当サイトへのログインが必要です。画面右上の「ログイン」から「アカウント登録」へお進みいただき、アカウントを取得してください。
(2) 受付後、事務局より申請内容等を確認させていただきます。申請内容によっては、申請者に問い合わせさせていただくこともあります。
(3) 審査は関連法規、業界ルール、社内規定等に沿って、弊社営業部門から独立した社内機関で実施いたします。
(4) 決定後、2025年10月中を目安に審査が完了したことをメールで連絡いたしますので、支援の可否および支援金額をご確認ください。
※審査結果に対する異議申し立て、審査内容開示請求、その他審査に関する情報開示請求はお受けすることができません。
8. 支払先・支払手順
支払先
申請者の指定する銀行口座に振り込みます。
支払手順
寄附申込書を弊社から返送後、貴施設から振込依頼書等を受領次第、支払の手続きを行います。
9. 使途
対象の研究終了時点において、未使用の資金が確認された場合、または申請内容と異なる目的・活動に使用した場合、奨学寄附サポートの全部または一部の返還をお願いすることがあります。
なお、申請内容と異なる目的・活動に使用する場合には、事前にご連絡をお願いいたします。
10. 報告
申請年の翌年4月~5月に奨学寄附サポートを使用した研究活動に関する報告書の提出をお願いいたします。様式の指定はございませんが、A4サイズ1枚程度の分量にて下記内容をご記入ください。
・研究結果
・寄附金を適正に使用された旨
・弊社製品に関する臨床研究には寄附金を使用していない旨
※データや収支決算は求めておりません。また、寄附金を報告書提出までに使い切る必要はございません。
11. 注意事項
(1) 奨学寄附サポートは、申請に基づき支援させていただくものであり、弊社から支援を提案することはございません。
(2) 弊社営業等担当者が本申請における代行、問い合せなどの取次ぎ等を行うことはできません。
(3) 奨学寄附は、弊社製品に関する研究に使用しないでください。
(4) 奨学寄附サポートを使用した研究活動については、必ず報告書の提出をお願いいたします。
(5) 申請内容が申請要項を満たしていない場合は受理できない場合がございますので、予めご了承ください。
(6) 奨学寄附サポートを受領された場合、弊社の「企業活動と医療機関等との関係の透明性に関する指針」に基づき、施設名および教室等名、受領された奨学寄附金の年間(弊社会計年度)の件数と総額を弊社のウェブサイト等を通じて公開します。なお、公開の記載を統一するため、申請の施設表記等を事務局にて変更させていただく場合がございますこと、ご了承ください。
(7) 奨学寄附サポートの金額は、年度ごとの予算、申請数により変動いたしますので、金額の希望は受付けておりません。 また、審査の結果、支援できないことがあります。
(8) 審査結果に対する異議申し立て、審査内容、その他審査に関する開示請求はお受けすることができません。
(9) 奨学寄附サポートの受領者は、利益相反に関する情報開示を求められた場合、当支援に関して適切に開示してください。
(10) 報告書(上記「10. 報告」参照)が未提出または報告書の研究経過欄が未記入の場合、奨学寄附サポートの全部または一部の返還をお願いすることがあり、また、次回以降の申請を受付けることができません。
12. お問い合わせ
奨学寄附サポートに関する質問は、当サイトの「お問合せ」よりお問い合わせください。
※お問合せにおきましても当サイトへのログインが必要となります。(7.(1)参照)
申請内容に関する情報は、申請内容の検討、調査および連絡・対応に限定して利用するものとします。